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小峰一允大僧正
胎蔵曼荼羅
得度式にて
大壇荘厳
登礼盤される小峰一允大僧正
大壇荘厳
金剛界曼荼羅

各位

 

 本日、智積院宗務庁内において開票の結果、下記の通り小峰一允大僧正が次期管長猊下に推戴されることが決定致しました。選挙期間中は推薦人の皆様を初め、多くの諸大徳の皆様方には大変有り難い御支援を頂きました事、衷心より篤く御礼申し上げご報告とさせて頂きます。

合掌

 

 

           開票結果 小峰一允大僧正 951票

                上村正剛大僧正 537票

 

平成二十七年五月十五日

 

小峰一允大僧正を管長として推戴する会

 

 

発起人代表 神奈川教区  圓能院  佐 藤 隆 賢

      埼玉第九教区 宥勝寺  吉 田 宏 晢

      山梨教区   放光寺  清 雲 俊 元

      東京北部教区 醫王寺  鈴 木 中 也

      東京東部教区 善福院  村 磯 栄 俊

 

 

 

 

推 薦 文
 

 本宗管長は総本山智積院の化主も兼ね、三千カ寺三十万檀信徒の象徴であり、事相・教相に優れ、宗内外の何人からも尊崇され、さらには、寺院教会・檀信徒より帰依されること篤く、その言動により大衆を教導する威徳あふれ能化足りえる人物であることが求められます。そうした管長猊下に最も相応しい人材として、私たちは小峰一允大僧正を推薦するに至りました。

 

 小峰一允大僧正は、これまで本宗において人材の養成に心を砕き、そのために身を粉にして尽力されて参りました。それにより小峰大僧正の影響・薫陶を受けた人材は、現在宗内に数多ご活躍されております。若くして智山青年会の発足に携わり、また那須政隆猊下に仕えて事相・教相の研鑽のみならず教化にも造詣を深められました。

 

 宗務庁に入庁後は、智山教化研究所主事として「つくしあい運動」の礎を築かれました。教学部長就任中には他宗に先駆けて総合研究機関・智山伝法院を構想し、その設立に尽力され、本宗の学匠、若い研究者を養成する環境を整えました。さらに皆さまもご承知のとおり、智山教化センター長として現在の本宗教化推進の方向を定め、檀信徒教化に資する人材養成の制度を構築し、教化目標・年次テーマ等を提案、確立致しました。こうした功績を讃えられ、密教教化賞も受賞されました。

 

 また自坊の三寶寺は、関東十一談林の一つに数えられる名刹で、檀信徒のため様々な教化活動に取り組まれ、多くの篤信の参詣者が絶えず訪れます。三寶寺ではこれまで多くの若い僧侶を受け入れ、その身を以って僧堂教育を実践され、優れた人材を輩出して参りました。

 

 このように小峰一允大僧正は、宗祖弘法大師のお言葉どおり「法は人によって弘まる」をひたすら実践されてきた本宗に稀なる人材であり、真言宗智山派管長として、また総本山智積院の化主として、相応しい逸材と誰もが認めるところと確信いたします。

 

 諸大徳におかれましてはご賢察賜りまして、小峰一允大僧正を管長としてぜひご推薦頂ますよう、伏してお願い申し上げます。

 

合掌

 

平成二十七年四月一日

 

小峰一允大僧正を管長として推戴する会

 

発起人代表 神奈川教区  圓能院  佐 藤 隆 賢

      埼玉第九教区 宥勝寺  吉 田 宏 晢

      山梨教区   放光寺  清 雲 俊 元

      東京北部教区 醫王寺  鈴 木 中 也

      東京東部教区 善福院  村 磯 栄 俊

 

 

 

追 伸

 

 

 この度の管長選出につきましては、皆様に大変ご心労をお掛け致しておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

 

 管長選挙は、先ず管長候補者推薦会により三人の方が推薦されます。その三人の中でも最も重き推薦を受けた方が、序列にかかわらず、管長として推戴されるよう、他のお二人が将来の能化様に対し敬意を払いご辞退なさる事が、伝統的に行われてきた方法です。それは、皆様にご心配をお掛けせず、そして穏やかに宗団の和合が保てるよう、さらには二十人の集議の中から、宗団の将来を託する最もふさわしい方を、選出できるよう計らって来た先哲の智慧と理解しております。

 

 またあくまでも推薦会で最も重きを受けた方が、管長の推戴を受けるのが慣例であり、序列上位の方が優先されてきたという歴史的事実はございません。平成五年十月に管長にご就任なされた第六十六世高井隆秀猊下の場合、管長選挙候補者推薦会において選出された方は、第六座近藤隆敬・第八座松平實禅・第十座高井隆秀各大僧正、平成十一年十一月にご就任なされた第六十八世宮坂宥勝猊下の時は、第五座高野一能・第七座阿部龍文・第八座宮坂宥勝各大僧正が選出されましたが、いずれも最下位の方が管長に推戴されたという厳然たる事実がございます。

 

 今回、推薦会の皆さまが、並々ならぬ峻厳なご決断を下された結果、最も重き推薦を頂戴した、小峰一允大僧正が管長候補として、私心無く立候補致しました事、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

合掌

 

平成二十七年四月十日

 

小峰一允大僧正を管長として推戴する会

 

小 峰 彌 彦

村 磯 栄 俊

© 2015 小峰一允大僧正を管長として推戴する会事務局

東京都練馬区南田中4-15-24 観蔵院内

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